■ 読本紹介 2006年2月


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 ジョーカー外伝 新・特捜司法官S−A (2) / 麻城 ゆう (新書館 ウィングス文庫)


現代のハリウッドともいうべき “浮島”。
そこの医療センターの医師・佐々木サムソンこそは、本物の特捜司法官S−Aだった。
その正体を知る秋津秀は、ドラマでまさに「S−A」を演じる俳優だ。

医療センターにネオヒューマンを狙ったと思われる爆発事件の被害者たちが担ぎこまれた。
いったんは解決したかに見えたネオヒューマンを巡る事件は、根深い複雑な背景を持ち、秋津・セドナは再び事件の渦中に・・・!?


この度は大きな危険に晒されず(!?) 良かったね、シュウちゃん(笑)
演技で乗り切る秋津はう〜ん、いいけど、どこにまぎれているかわからないS−Aの登場が過去作品のように、もっとあったらいいな〜と思った。
それにしても、「新」 になってから、長セリフが増えたよな・・・
いいけど・・・S−Aも性格が壊れすぎてないか?(苦笑)
「人間と合成人間の関係」 みたいなのがジョーカーシリーズからずっとあったのに、「新」 になって 「人間とネオヒューマン」 の関係になったよう。
時代に合わせたのかな? でも、秋津とS−A、リィンとジョーカーの関係が好きなので、ちょと、前に戻ってほしい気もする。




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FLESH&BLOOD6

 FLESH&BLOOD (7) / 松岡 なつき (徳間書店 キャラ文庫)


プリマスに帰ったら、ジェフリーのものになる。暗黙の約束を胸に秘め、やっと母港に帰還した海斗達。
いよいよ近づく時に緊張する海斗に、ジェフリーはある物を手渡す。
それはなくしたと思っていた、懐かしい和哉の写真だった・・・。


う〜・・・今回の見せ場は初のベッドシーンなのかもしれません、が!
外しまして(笑)
今回、最初に妖精の話があった。
イギリスがいくら妖精好きなお国柄でも、そんな非現実的な要素をなぜ持ってくる? 
と、タイムスリップをしてきたという、さらに非現実を忘れ去って思ったのですが、複線は次巻にありました。納得。
あまりにも生々しい表現で描かれている世界だから、ちょっとだけ、違和感を覚えました。
で、もう一つの見所は、リリーの存在でしょう。
今後、また出て来てもらわないと・・・ねぇ。





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FLESH&BLOOD9

 FLESH&BLOOD (8) / 松岡 なつき (徳間書店 キャラ文庫)


フェリペ2世の厳命を受け、海斗の拉致に成功したビセンテ。
海斗からは激しく拒絶され、迷信深い水夫達には異端の目を向けられても、ビセンテは真摯に海斗を守り、一路スペインを目指す――。
一方、海斗奪還のため、猛追跡を開始したジェフリー。
けれど、生涯の親友と信じていたナイジェルから、衝撃の裏切りを告白されてしまう!!
危急存亡の時、二人の絆に決裂の危機が・・・!?


ナイジェルしゃべりすぎ・・・。
普段無口なくせに、しゃべらなくてもいいことまでしゃべるなよ・・・(苦笑)
さて、カイトですが、また情けない所がでてきたぞ〜。

■全くその通り、なセリフ
ビセンテに捕まり、投げやりのカイトにビセンテのセリフ。
「本当に助けに来るなら、なぜ死に急ぐような事を言う? せっかく迎えに来たのに、手に入れられるのは死体だけとなれば、向こうも張り合いがないではないか」 「見損なったぞ、カイト」
カイトに生への執着を取り戻させようと必至のビセンテ。ちょっとづつ、切ない心情が見え隠れ。






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