無差別爆弾事件に巻き込まれたノリコ。目を覚ますとそこには見知らぬ風景が広がっていた。 名前も知らない木に、見たことのない金色の苔、そして怪物。 ただ一人でおびえていたノリコを救ったのが渡りの戦士・イザークだった。 言葉も通じないノリコは怪物から助けてくれたイザークに着いて行こうと決めて・・・ かなり前に読んで未読のままだった「彼方から」 文庫で見つけて、直ぐに購入してしまった(笑) すっかり忘れていたけど、面白かった。 ノリコのめっちゃ前向きな性格が大好き。
シリーズ最終巻。 どんどん追い詰められ、傷ついていく展開にどうなるのかと思っていたけれど、あんなに、綺麗に終わるとは思わなかった。 本当に、清々しい気持ち。 14年間と書いてたけど、私が読み始めて10年くらいかな。 最初の方と、四国編が好きだった。 長かった。 最後は、本当に考えさせられた。 生きるって何だろう。悔いを残さないって、何だろう。 いろんな知識もこの物語から得ました。 いろんな所に行きたくなりました。 いろんな意味で、ありがとう。って感じです。 それでもって、お疲れ様。