時は平安。清明の後継・昌浩は重い選択を迫られる。 黄泉の封印をとくための鍵として、紅蓮の魂は屍鬼に取り込まれてしまった。 大切なものを失いたくない。しかし、最善の選択はひとつだ。 逡巡の末に、決意した道は――― 泣いたよ。かなしいね。つらいね。バカだよ昌浩。 でも、がんばれよ。うん。